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「タネが危ない」
 

「タネを守ることは、生命を守ること。」

1月26日(土)、知る人ぞ知る、野口勲さんが来阪された。
私の知る限り、関西での講演は希少な方なので、事前予約して参加。

そう、野口氏とは、我が国で唯一といって言い、
「在来種・固定種タネ」のみを扱う非常に珍しい種苗店、
「野口種苗研究所」の店主その人である。

実際、想像以上の受講者数も、良い意味で驚きだったのだが、
4時間超(!)の講演内容は、驚きを超え、少々ショッキングであった。

あえて乱暴に言えば、つまり野口氏の講演テーマのキモは、
「次世代を残せないタネ」の恐ろしさを伝えること。これに尽きる。

そしてその影響は、当事者である植物のみならず、
動物、人間にも及ぶかもしれないことを暗に示唆しつつ。


農業者や、業界関係者なら誰もが知っている「F1」という種子。
しかし、このF1がどのように生み出され、どう発展をしているかを、
自信を持って正確に説明できる人はどれぐらいいるだろう。

ここで、F1種子とは何か、またその是非を問うつもりもない。

しかし、その「実態」を知らずして、あまりに無防備すぎることは、
少なくとも農業関係者、特に生産者には許されないのではないか、
そう思わされるインパクトが、この講演にはあった。

関心のある方は、ぜひ野口氏の書籍を手にとって欲しい。

これは、単に昔なつかしのノスタルジー野菜の世界でも、
偏屈者のこだわり農業の世界でもない。

「タネを制する者は、世界を制す」という言葉がある。
裏を返せば、農業やタネの世界は、政治・経済と密接な関係で、
直接的に食糧安全保障の問題につながっているという事である。

「タネが危ない」 これは、対岸の火事ではない。





【株式会社禾の人オフィシャルサイトはこちら】
http://www.kanoto.co.jp/

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